はいよろこんでモールス信号の意味「トントントンツーツーツートントン」は?イントロ逆再生の意味も

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2024年最大のバズり曲といっても過言ではない、こっちのけんとさんの「はいよろこんで」。

ダンサブルで中毒性の高いサウンドと、メッセージ性の深い歌詞の他にも、様々な仕掛けや意味付けが施された「聴く度に新しい発見がある」味わい深い楽曲です。

その中でも気になるのが「モールス信号:トントントンツーツーツートントン」の意味。

考察が盛り上がるこの楽曲に、こっちのけんとさん本人が解説した動画から「歌詞に込めた意味」をまとめてみました。

この記事で分かること
  • 「はいよろこんで」モールス信号:トントントンツーツーツートントンの意味
  • 「はいよろこんで」鳴らせ君の“3から6マス”の意味
  • 「はいよろこんで」にこっちのけんとが込めた思い

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目次

「はいよろこんで」モールス信号の意味は「SOS」

まず一番印象的なのは、曲中に出てくる「・・・ーーー・・・」というモールス信号。

“トントントン ツーツーツー トントン”の意味は「SOS」

出典:警視庁警備部災害対策課公式X

モールス信号の「SOS」は、国際的な遭難信号として広く知られていますよね。

この信号は、短点:トン(・)と長点:ツー(-)の組み合わせで「・・・- - -・・・」と表されます。

もともとは船舶の遭難信号として使用されていましたが、現在では緊急時に助けを求めるための合図としても使用されます。

「精神が壊れそうなほど苦しいならしっかりSOSを出していこう」という、こっちのけんとさんの願いが込められています。

「はいよろこんで」以外にもモールス信号を使った楽曲が

こっちのけんとさんの「はいよろこんで」以外にもモールス信号を使った楽曲があるのをご存じでしょうか。

邦楽だと、ピンクレディーの1976年リリースのヒット曲「S・O・S」は、冒頭にモールス信号の「SOS」が効果音として使用されていることで知られています。

しかし、モールス信号の「SOS」は遭難信号として認識されるため、電波法に抵触する可能性がありました。

電波法の規定:
遭難信号は、遭難通信のみに用いられるものであり、放送電波を用いて行うことは「遭難の事実のない遭難信号の発信」となる。

そのため、テレビ局やラジオ局では曲の冒頭部分をカットして放送する対応が取られたといいます。

「はいよろこんで」のモールス信号も、信号として効果音を使用するのではなく「トントントン ツーツーツー トントン」と歌詞として採用しているのも、電波法に抵触しないようにのことかもしれませんね。

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はいよろこんでモールス信号 イントロ逆再生の意味

イントロ部分にもモールス信号で「SOS」が流れますが、そのモールス信号と並走するように意味不明な言葉が流れますよね。

一瞬不気味な呪文のように思えますが、これを逆再生すると

「結局はね、優しささえあればいいと思います」

というメッセージになっています。

この部分にも、「優しさ」と「我慢」の境目が分からなくなって何でも引き受けてしまう人々へ、「優しさで出来るところまでにしたら良いんだよ」という、こっちのけんとさんからのメッセージが込められていると考えられますね。

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「はいよろこんで」に込めた思いと双極性障害の経験

こっちのけんとさんは、自身が「双極性障害」を患って苦しみ、この曲を作った経緯として、

我ながら未だにうつ病や躁鬱が理解できず「どこからが”病”なのか」「どこまでが”優しさ”や”我慢”なのか」を見失う毎日のため、日々SOSを出す癖をつけたいと思い制作いたしました。

と説明されています。

「性格的に生きやすく生きようと思っても出来ない人間なので、自分を含めて、そういう人の救いになれていたら嬉しい」

とも、話していました。

人の心を掴んで離さないこの曲には、こっちのけんとさんが経験した苦しみが背景にありました。

この思いや歌詞からも、

「精神が壊れてしまいそうなら、体が正常なうちにSOSを出していこうよ」

というこっちのけんとさんの願いが十二分に感じられますね。

メインアーティスト:こっちのけんと
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「はいよろこんで」モールス信号 最後の音が消えている?

モールス信号の「SOS」は、短点:トン(・)と長点:ツー(-)の組み合わせで「・・・- - -・・・」と表されることは先程もご説明しました。

しかし、曲中には、モールス信号が、

「・・・- - -・・」
「トントントン ツーツーツー トントン」

と、最後の短点:トン(・)が画面に表示されず、歌唱の「トン」もサビの「ギリギリダンス」にかき消されてよく聞こえないという状況になっています。

これを見たMV視聴者から、

「助けを求めきれてない状態」
「完璧なSOSを出せずに周りに揉まれている様子」

を表しているのではないかという考察も挙がりました。

その反論として、

「単純に8分音符のリズムにするとSOSの9音は1音余るから消してるんじゃない?」
「電波法の関係で完全なモールス信号にしていないと思ってた」

など、さまざまな考察で盛り上がっています。

このように、仕掛けられたメッセージや意味付けに気づける人だけ気づいて欲しいというような意図が、こっちのけんとさんにもあったのかもしれません。

考察して盛り上がり、より話題を呼ぶことも目的の1つだったかもしれませんね。

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はいよろこんでモールス信号の意味「トントントンツーツーツートントン」は?まとめ

はいよろこんでモールス信号の意味「トントントンツーツーツートントン」は、

「精神が壊れてしまいそうなら、体が正常なうちにSOSを出していこうよ」

というこっちのけんとさんの願いが込められていました。

この他にも、こっちのけんとさんが楽曲に込めた思いや仕掛けなどが沢山あるようです。

考えることが好きな方は、じっくり考察してみるのも楽しいですね。

▼世界中で大バズリの「はいよろこんで」英語バージョンもアップされました

メインアーティスト:こっちのけんと

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