パリオリンピックの閉会式で、金色に輝く神秘的なキャラクター「ゴールデンボイジャー」が登場し、世界中の注目を集めました。
「戦隊モノの敵か?」「ヒーローショー?」とSNSでも話題になっていましたが、このゴールデンボイジャーは誰が演じていたのでしょうか。
今回は中の人の情報が出ていて中の人はアーサー・カドルさんが演じていましたがどんな人なのでしょうか。
いろいろと話題沸騰中の「ゴールデンボイジャー」の正体や意図について詳しく解説します。
パリ五輪閉会式ゴールデンボイジャーは誰?意図は?
パリオリンピックの閉会式で登場したゴールデンボイジャーが、大きな注目を集めました。
この謎めいたキャラクターについて、多くの人が興味を持ったことでしょう。
ゴールデンボイジャーについて、以下の3つの観点から詳しく見ていきます。
- ゴールデンボイジャーを演じた人物
- ゴールデンボイジャーとは何か
- ゴールデンボイジャーの演出の意図
それぞれの項目について、順番に解説していきましょう。
ゴールデンボイジャーは誰?演じた中の人は「アーサー・カドル」
ゴールデンボイジャーを演じたのは、フランスのダンサー、アーサー・カドルです。
名前 | アーサー・カドル (Arthur Cadre) |
生年月日 | 1991年 33歳 (※2024年現在) |
出身地 | フランス、ペロス・ギレック |
職業 | ダンサー、振付師、曲芸師、モデル |
主な活動分野 | ブレイキンダンス、パフォーマンス |
著名な出演 | シルク・ドゥ・ソレイユ、 2024年パリオリンピック閉会式 |
特徴 | 多才なアーティスト、建築家としてのバックグラウンド |
アーサー・カドルは、ブレイキンダンサーとして世界的に活躍しており、その技術と表現力が高く評価されています。
画像を検索すると、驚くような体勢のものばかりです。関節はどうなってしまっているのでしょうか。
アーサー・カドルは1991年生まれで、フランスのペロス・ギレックという小さな村で育ちました。
元々建築家としてのキャリアを持っていましたが、その後、曲芸師、ダンサー、振付師、モデルとしても活躍しています。
「私はいろいろなものをミックスする」という言葉通り、ダンスだけでなくサーカス、マジックまで取り入れてエンターテイメントに仕上げてしまうアーサー・カドル。
コンテンポラリーダンス、ヒップホップ、コントーション、アクロバット、マジックなど、革新的な作品と多彩なテクニックで知られていて、アーサー・カドルはシルク・ドゥ・ソレイユをはじめ、世界中を飛び回ってさまざまなショーに出演しています。
世界中で高く評価されているアーサー・カドルのパフォーマンスが、パリ五輪の閉会式に採用されたのも納得ですね。
パリ五輪閉会式 ゴールデンボイジャーとは何か 意図は?
ゴールデンボイジャーは、パリ五輪閉会式のために特別に作られたキャラクターです。
このキャラクターは、フランスの歴史的遺産にちなんで生み出されたもので、宇宙探査機「ボイジャー」から着想を得ています。
実際に、ゴールデンボイジャーは以下のような特徴を持っています。
- きらびやかな黄金色の衣装を身にまとっている
- 上空から劇的に登場するという演出が施された
- オリンピック発祥の地ギリシャの国旗を受け取る役割を担った
ゴールデンボイジャーは、閉会式の中でも最も印象的な存在として多くの人の記憶に残りました。
日本人の目には「戦隊モノ」や「仮面ライダー」に出てくる怪人にも見えましたね。
ゴールデンボイジャーの演出の意図
ゴールデンボイジャーの演出は、1977年に打ち上げられた無人探査機「ボイジャー」に積まれたゴールデンレコードを象徴しているのです。
ゴールデンボイジャーの演出には、以下のようなメッセージが込められています。
- 人類の文化や知識を未知の知的生命体に伝えるという壮大な構想
- 地球の音楽や言語など、人類の遺産を宇宙に届けるという夢
- オリンピックという国際的イベントを通じて、人類の英知を称える
この演出は、スポーツの祭典であるオリンピックを超えた意味を持っています。
また、フランスの科学技術や文化的な貢献を世界にアピールする狙いもあったでしょうね。
まとめ:パリ五輪閉会式が伝えたメッセージ
パリ五輪の閉会式は、ゴールデンボイジャーの演出を始め、トム・クルーズさんの登場など、エンターテインメント性も高かったですね。
また、様々な要素が組み合わさって深いメッセージを伝えていたのです。
2024年パリオリンピックは終了ですが、パラリンピックや2028年ロサンゼルスオリンピックも楽しみですね!