HYBEとミンヒジン氏の問題について、ついにNewJeansメンバーは昨日、YouTubeで緊急ライブ配信を行いました。
現在、この動画はチャンネルごと削除されています。
見逃した方のために、今現在どこで見られるか、非公式の日本語訳やノーカットのフルバージョンの動画など、まとめておきましたので、参考にご覧ください。
【動画】NewJeansライブ配信どこで見られる?
▼NewJeansのゲリラ緊急ライブ配信 日本語訳(編集済)
▼NewJeansのゲリラ緊急ライブ配信 韓国語版(ノーカット)
【動画】NewJeansライブ配信 内容の要約
- ミンヒジン氏解任後、関係スタッフへの不当な扱いを目撃し心を痛めた。
- 自分たちの将来に不安を感じ、声を上げる必要性を感じた。
- 新経営陣とのコミュニケーションが困難で、ライブ配信で意見表明するに至った。
- 練習生時代の情報流出など、会社の管理体制に不信感を抱いている。
- メンバー(ハニ)への同事務所マネージャーによる不当な扱いがあり、新経営陣は適切に対応しなかった。
- 作品や制作過程への不当な干渉を懸念している。
- 長年一緒に仕事をしてきたスタッフと引き続き働きたいと考えている。
- 経営とプロデュースが一体化した元のADOR体制への復帰を望んでいる。
- 25日までにミンヒジン氏の復帰を求め、それが実現すればHYBEと協調して活動できると主張。
NewJeansのメンバーたちは、ミンヒジン氏が解任された後、多くのスタッフが不当なプレッシャーを受けている状況を見て心を痛め、また、自分達への不条理な対応などから発生した将来への不安から、勇気を出して声を上げることにしたと説明しています。
▼全編に渡る詳しい日本語訳はこちらに掲載しています
NewJeansを取り巻くHYBEとミン・ヒジンの対立
なぜNewJeansたちがこのような切実なライブ配信を独断で行ったのか。
その背景について、簡単に説明します。
▼時系列に沿った詳しいHYBEとミン・ヒジン氏の対立経緯については、こちらで詳しくまとめています。
対立する登場人物の背景
NewJeansの騒動は、HYBEとミン・ヒジンさんの対立から始まりました。
ミン・ヒジンさんは、NewJeansが所属するADORの代表取締役で、NewJeansのプロデューサーで生みの親でもある重要な人物です。
HYBEは、BTSなどを抱える大手芸能事務所。社長はパン・シヒョク氏。
ミン・ヒジンさんをHYBEに引き抜いた張本人です。
NewJeansが所属するADORはHYBEの傘下であり、この二つの会社を率いる勢力がぶつかり合って、大きな問題になったのです。
対立の経緯
ミン・ヒジンさんは、HYBEの初のガールズグループを作る約束で入社しました。
でも、HYBEは先にLE SSERAFIMをデビューさせてしまいました。
ミン・ヒジンさんは、約束を破られたと感じたことから、まず最初の確執が始まりました。
NewJeansは後からデビューしましたが、瞬く間に大人気グループに。
対立の表面化
2024年4月、HYBEはミン・ヒジンさんに対する内部監査を開始しました。
経営権奪取の疑いをかけられたミン・ヒジンさんは、記者会見を開き2時間以上に渡って説明。
ミン・ヒジンさんは、これらの疑惑を全面的に否定し、一連のHYBEの行動は「自分を追い出すため」だと主張しています。
結果、ミン・ヒジンさんはADOR代表を解任されました。
しかし、ADORの社内取締役職とNewJeansのプロデュース業務は継続となっています。。
イルカ誘拐団へ映像削除要求問題
イルカ誘拐団は、NewJeansのMVを手掛けてきた制作チームです。
新ADOR経営陣は、イルカ誘拐団が手掛けてきたNewJeansの関連映像の削除を要求しました。
これにより、多くのNewJeans関連映像が公開停止となったのです。
ファンのために制作された映像で、これによる利益は得ていなかったとのこと。
この件についても、イルカ誘拐団と新ADOR経営陣は対立し、大きな話題になりました。
かなり端折ってもこれだけのことが背景にあり、NewJeansメンバーがゲリラ生配信で意見を発することになりました。