SnowMan炎上の刀動画は中国発注？刻銘を調べたら岡村寧次を巡る現在の中国事情が判明？画像を徹底調査

Snow Manの”songs on RAYS”のTEASER(ティーザー)が2024年10月16日に公式Youtubeで公開されましたが、翌日10月17日にはそのうちの1曲「KATANA」の映像の中に「不適切な映像があった」として削除されました。

中国を侵略した日本軍人である「岡村寧次」の名前が映り込んでいたとして中国ファンが怒りを表明して謝罪を求めていましたが、映像の刀を検証した一部ファンから、「岡村寧次の名前ではないのでは？」という指摘も。

調べていくと現在の岡村寧次を巡る中国事情や動画作成依頼の発注先が浮かび上がってきていました。

Snow Manの”songs on RAYS”のTEASER(ティーザー)の刀について、画像を検証しながら徹底調査したいと思います。

SnowManのKATANA動画はどんなものか

Snow Manの”songs on RAYS”のTEASER(ティーザー)が、公開翌日に「不適切な映像があった」として削除された理由は、KATANAという曲の映像に「血の付いた岡村寧次の刀が映されていたから」です。

動画は、今までのSnow Manのクリエイティブと比べると、チープさを感じるような仕上がりでした。

現在問題なっているKATANA-Snow Man#KATANA #SnowMan pic.twitter.com/ncYoBBj2nB

— Y-RM (@Y20449127) October 17, 2024

岡村寧次の刀の映像のキャプチャー

問題になっている「岡村寧次」の名が刻銘されている刀の画像キャプチャーを見てみましょう。

中国の簡体字で「岡村寧次」の名前が刻まれていると言われています。

中国の簡体字書いた「岡村寧次」は以下の形になります。

出典：Weibo

KATANA動画の刀の銘は岡村寧次と書かれていない？

もう少し詳しく刻銘部分を見ていきましょう。

KATANAの映像をキャブチャしたものです。

中国の簡体字で「岡村寧次」と書くと「冈村宁次」となります。

この画像の文字の「岡」に当たる部分に草冠のような文字が追加されていて、簡体字の「冈」とは違って見えます。

岡のもうひとつの簡体字である「岗」を使用している可能性が高いです。

なぜ、「岡村寧次」の中国語の正式表記「冈村宁次」を使わずに「岗村宁次」が刻銘されているのでしょうか。

これには、現在の中国の事情が背景にありそうです。

岡村寧次の「日本降伏の刀」の模造品が出回る

岡村寧次が使用していた刀は、日本が降伏を認めた「降伏調印式」にて、中国に引き渡されたといいます。

その岡村寧次が中国に引き渡したとされる刀は中国の軍事博物館に展示されているのですが、これが「本物ではない」という話が広がっています。

その話をもとに、中国本土で「岡村寧次の剣が出土した」と言って様々な文字表記の剣が売られているそうです。

▼中国で販売されている「岡村寧次の刀」の模造品の一部。

出典：X

模造品なだけあって、「岡村寧次」の表記にバラツキがあります。

中国の抗日戦争が最終的に「日本の敗北と中国の勝利」で終わったことを証明したこの「岡村寧次の刀」に関しては、中国人愛好家が多くいるとのこと。

今回の動画に使用されていたのは、現在中国全土に広く出回っている「岡村寧次の刀の模造品」である可能性が高いと思われます。

SnowMan炎上の刀動画を作成したのは中国？

ここまでの情報を整理してまとめてみると、中国の個人または制作会社に発注してRAYSのティーザーを制作した可能性が高いと思ってしまいますね。

• 動画の画質にバラツキがあり、クオリティー自体が低い
• 使用されている刀が「岡村寧次の刀の模造品」の可能性が高い

日本在住で他国の文化を熟知していないクリエイターが、中国で出回っている模造品の刀のサンプル映像や動画、画像にアクセスする機会は少ないと思います。

→全体の映像を中国に発注した。
→刀の映像だけ中国が作って、日本側で文字エフェクト映像と合わせて編集した。

SnowManの動画に岡村寧次の刀を入れた意図は？

SnowManの動画に岡村寧次の刀を入れた意図については気になるところですが、以下のパターンが考えられると思います。

SnowMan炎上の刀動画は中国発注？刻銘を調べたら岡村寧次を巡る現在の中国事情が判明？画像を徹底調査　まとめ

また新しい情報が入れば追記します！