YOSHIKIさんがプロデュースするバンド&ボーイズグループ「XY」に、手越祐也さんが電撃加入。
「何で手越が!?」と日本中がかなりの衝撃!
デビュー2年の13人組に「エンタメ界で20年の経験がある36歳のベテランが加わる」という異例の展開の裏には、様々な背景がありました。
この記事では、手越祐也さんのXY加入の理由や、YOSHIKIのオファー理由、XYの元メンバーで今は亡きYOSHIについてなど、今回の電撃加入の裏側をまとめていきます。
- XYとは何か?なぜ13人という特殊な編成なのか
- XYが抱えていた運営上の課題と現状
- YOSHIKIが手越祐也を選んだ本当の理由
- 期待される手越の役割
XYとは何か?なぜ13人という特殊な編成なのか
XYは、2022年に始まったオーディション番組「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」から誕生した、前代未聞のグループです。
バンドチーム5人とダンス&ボーカルチーム8人が、ステージによってメンバー構成を自由に変える「アメーバ型」の活動スタイルを特徴としています。
しかし2022年11月、19歳のボーカルYOSHIさんがバイクでの交通事故により急逝。
誰もが予想しなかったデビュー前の悲劇に、プロジェクトの存続すら危ぶまれました。
YOSHIさんは型にはまらない、時に生意気なところもある魅力的な存在でした。
プロジェクトは一時中断も考えられましたが、YOSHIさんの家族の『続けてほしい』という願いもあり、追加オーディションを開催して新たなメンバーを迎えて再出発することになったのです。
まさかそんなことが起こっていたなんて…
YOSHIKIが描く「最強の個性派集団」の形
YOSHIKIさんはXYのコンセプトについて「まったく新しい概念のグループ」と語り、”ジャンルレス””ボーダーレス””常識をぶっ壊す”というX JAPANにも通じるキーワードを掲げています。
XYは、一言では言い表せない独特な魅力を持つグループです。バンドとダンス&ボーカルグループ、その両方の要素を併せ持つ珍しい存在で、バンドメンバー5人とダンス&ボーカルメンバー8人の、総勢13人で活動しています。
最も特徴的なのは、メンバーたちが楽曲やステージの特性に合わせて、まるでアメーバのように自在に形を変えていくスタイル。13人という固定メンバーの中で、常に新しい組み合わせを探り、柔軟な表現方法を追求。
・ダンス&ボーカルメンバー:
JAY、P→★、HAYATO、KICE、MITCHY、KOSEI、KANJI、RAIA
・バンドメンバー:
AIRI(Gu)、KARMA(Vo)、GAI(Vo、Rap)、FURUTATSU(Ba、Vn)、KYOHEY(Dr)
※太字は追加オーディションで選ばれたメンバー
これまでにない、前例のないアーティストを目指す彼らの強い意志は、音楽性やパフォーマンススタイルにも表れています。
2023年6月、グループはYOSHIKIさん作詞作曲の「Crazy Love」で全世界配信デビュー。
ロック、クラシック、ヒップホップ、R&Bなど、多彩なジャンルを融合させた楽曲で注目を集めました。
基本はバンドとダンスボーカルの2組が合わさっているというイメージなんだね!
XYが直面していた”見えない壁”
デビューから1年、XYは異例の編成と高い実力を持ちながら、思うような活動ができない状況が続いていました。
「デビュー2年目で楽曲はわずか3曲のみ。十分なプロモーションもなく、ライブの機会も限られ、ファンネームすら決まらない時期が続きました」(XYファン)
さらに、運営からの告知は常に直前か事後報告。
8月には台風による公演中止の発表が当日になるなど、ファンを振り回す状況が続いていたのです。
世界レベルの実力を持ちながら、その才能を十分に発揮できない状況は、XYメンバーにとってもファンにとっても、辛い状況だったと思います。
理由は分からないけど、この頃からプロデューサーYOSHIKIとXY関係者の方向性や意志の疎通が合致していなかったのかもね。
そんな中、YOSHIKIさんは意外な人物に白羽の矢を立てたのです。
手越祐也が加入を決意した本当の理由
2024年5月、YOSHIKIさんから突然の電話で加入のオファーを受けた手越祐也さん。
しかし、その決断は簡単なものではありませんでした。
手越祐也の率直な気持ち
「最初は『俺いる?』って思いましたし『人数多いし今から入れなくない?』という不安がありました。出来上がった空気感、ファンの方との関係性、全てが気になりました」
いや本当にそれ!手越もちゃんと考えていたんだね!
というか、グループ嫌でNEWS辞めたんじゃなかったの?
恐らく、手越祐也さんがNEWSを辞めたことを知っている方は、多くの割合で「ソロになったのにまたグループでいいの?」と疑問に感じたと思います。
NEWS脱退について、手越祐也さんは、
「グループが嫌で辞めたわけじゃない。グループにいながら自分がやりたいスピード感でやりたい仕事ができていれば絶対にそのグループに僕はいた」
と話していました。
さらに、
「芸能界で夢を抱いている後輩たちを、自分の経験でサポートしたい」
という夢を約10年前から温めていたとも。
それがXYというプロジェクトで実現できる可能性を感じたことが、手越祐也さんの気持ちが固まるきっかけになりました。
YOSHIKIが手越を選んだ理由
一番気になるのは、YOSHIKIさんが手越祐也さんを選んだ理由ですよね。
それについて、YOSHIKIさんは以下のように答えています。
「やっぱり、尋常じゃない振り切りがある。すごいエンターテイナーとして華がある。なかなかそういう全部そろった人は世の中にいない。すごい化学反応を起こすんじゃないか」
手越祐也さんは過去にX JAPANの「紅」をソロで披露するなど、YOSHIKIさんの音楽への愛を示していました。
その歌唱力とパフォーマンス力は、XYが目指す「世界基準のエンターテインメント」にフィットすると判断したのだと思います。
手越が持つ唯一無二の華とエンターテインメント性を大きく評価していたんだね!
手越の電撃加入への波紋
2024年10月、手越祐也さんがXYに加入することが電撃発表されました。
しかし、この報せは両者のファンに大きな動揺を与えることになります。
XYファンからは「なぜ急に?」「13人での活動がようやく軌道に乗り始めたのに」という戸惑いの声が。
一方、手越祐也さんのファンからも「せっかくソロで自由を手に入れたのに、なぜまたグループ活動を?」という懸念が上がりました。
特に問題視されたのは、発表の仕方でした。
「なんのアナウンスもないまま、新メンバーの発表が外部からなされ、大きな衝撃がありました」とあるXYファンは証言します。
そりゃこんなセンシティブなこと、背景も意図も含めてXYの公式やファンクラブ、メンバーから直接の発表で知りたいよね。
YOSHIKIの降板宣言と隠された確執
そんな中、YOSHIKIさんは突如としてX(旧Twitter)で「プロデューサーをやめることも視野に入れています」と投稿。
一見ファンへの配慮に見えたこの発言の裏には、より深刻な問題が隠されていました。
「契約メンバーを減らすように言われていた」
「二つの大きな約束を関係者に破られた」
と、YOSHIKIさんは立て続けに告白。
YOSHIKIさんとその他XY関係者の間に大きな溝があることが露呈しました。
XYは日テレのオーディション番組から誕生しているため、XYの存在自体をエンターテインメントとしてコンテンツ化したいという思惑があるのだと推察します。
制作サイドとの方向性の違い、アーティスト性と商業性のバランス、そして組織としての意思決定の難しさは、どんなプロジェクトにもあるのかもしれませんね。
一方、天才肌のYOSHIKIさんには、これまでも「大々的にプロジェクトを立ち上げるものの、継続的な運営には課題が残る」という指摘もありました。
日テレという大きな組織と調整しながら、最適解を見出していく政治的な対応を求められるプロデューサーには、もしかすると向いていないのかもしれません。
この背景が、手越祐也さん電撃加入の本当の理由なのではないかと考えます。
名選手は名監督になれるとは限らないって良く言うけど、みんな得手不得手はあるからね。
手越祐也が描く新たなXYの姿
「自分はXYの1番下っ端。下っ端だけど年齢的にお兄さん的な存在として、メンバーが直接言えないことを運営に言っていける立場だと思っている」
これは、ファンに向けたインスタライブで手越祐也さんが発言したもの。
YOSHIKIさんに頼まれたのか、自発的に課題を見つけたのかは分かりませんが、手越祐也さん本人が自覚しているXYでの役割から、XYとその周囲が抱えている課題が見えてきますよね。
独立後は裏方業務も全て自分でやってきた手越には、運営・演者双方の気持ちが分かるから適任かもね!
先程も記載しましたが、手越祐也さんには約10年前から「後進の育成」という夢があったのです。
その経験と、前事務所や独立後の苦労が、今のXYが直面している問題と重なったのかもしれません。
手越祐也さん自身は、XYに加入することでこんな効果を期待しています。
「XYというプロジェクトに入ることで、より注目されるという意味でも『手越』という名前が来たことによって、今までリーチできなかったXYのファンの方以外にも見られるようになる。その結果『XYってかっこいいじゃん』という人が増えれば」
自分自身が輝くことを諦めてはいないながらも、自分の知名度を利用してより有名になって欲しいという懐の深さも感じますよね。
手越を踏み台にしてやれ!ぐらいの気概がないとやっていけない世界かもしれないね。
YOSHIメンバーの想いを受け継ぐ未来へ
「14人、14人」と報じられる中で、YOSHIさんの存在が薄れることを心配する声もありました。
しかし、手越祐也さんはYOSHIさんのことをしっかりと認識していたといいます。
「手越祐也は、パフォーマンスに関わるチームや共演者のことはきちんと調べて学び、リスペクトします」(HONEYYYファン)
型にはまらない個性、時に生意気に見えるほどの表現力、そしてそれでも人を惹きつける不思議な魅力。
手越祐也さんとYOSHIさんの間には、意外な共通点があったのかもしれません。
【深掘り解説】手越祐也のXY加入はなぜ?期待される役割|YOSHIKIが選んだ”意外な理由”の考察 まとめ
手越祐也さんのXY加入は、一見すると突飛な決定に見えました。しかし、そこには様々な必然性が隠されていたのです。
- YOSHIKIさんの「日本のエンターテインメントを盛り上げたい」という情熱
- 手越祐也さんの10年来の夢と新たな可能性への挑戦
- 多様な個性を受け入れるXYの土壌
- 亡きメンバーYOSHIさんの想いを継ぐ新たな展開
確かに36歳のベテランが10代・20代中心のグループに加入するという前例のない試みには、様々な課題もありますよね。
しかし、この異色の組み合わせが生み出す化学反応には、新しいエンターテインメントの可能性が秘められているのかもしれません。
全く予想ができないからこそ、楽しみですよね!
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